
任意売却とは、住宅ローンの為に融資を受けている人が、融資の返済が困難な場合に不動産を処分することで、融資金の返済を行う事です。住宅など不動産の購入は高額なので、キャッシュで一括で支払う人はほとんどおらず、多くの場合、住宅ローンを組んでお金を金融機関から借ります。金融機関は担保として、購入した不動産の抵当権を設定します。
一般的に、不動産を売るときには抵当権を解除しないと売却できませんが、抵当権の解除を金融機関にしてもらうためには、融資金の残額を全額返済しなくてはなりません。この場合に、金融機関の合意を得て不動産を売り、返済できない債務をそのままにして抵当権を解除してもらうことが任意売却です。
住宅を買ったものの、住宅ローンの返済ができなくなった場合、金融機関は不動産を差し押さえたり、不動産競売などを要求してきます。この競売によって金融機関は融資金の回収を行い、債務者は売った後の残債務の返済を多少考慮して貰う事が出来ます。
任意売却をすることで、親戚など身内にも売却が可能になり、金融機関に対して残りの残債について柔軟に対応して貰えるメリットがあります。さらに、任意売却の場合は、競売と違って2割の保証金を預託する必要がなく、不法占拠される心配もありません。
競売の場合、いくらで落札されるかはわかりませんが、不動産会社が間に入ってくれることで、なるべく債務者も金融機関も満足のいくよう価格を設定して貰えるので、任意売却の方がお得になるとされています。
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